最近の日本では、当たり前となりつつある24時間営業のジム「エニタイムフィットネス」。
今や絶大な人気を誇る一方で「エニタイムフィットネスは怖い」「女性にとって危ない場所」といった意見も目立つ。
結論からいえば、店舗によるもののこれら評判は事実だ。実際にエニタイムで事件も起きている。
また、怖いという点を差し引いてもエニタイムフィットネスは初心者におすすめしない。
これからジム通いをしたいと考えている初心者や女性におすすめなのが、エニタイムと同じ24時間ジムの「chocoZAP(ちょこざっぷ)」だ。

- 初心者や女性向けのジム
- フリーウエイト(バーベルやベンチプレスなど)がないため初心者向け、かつ、エステ設備など女性向けの位置付けにある
- 月額3,278円
- エニタイムより倍以上安い
- とにかく店舗数が多い(全店舗利用可能)
- 客層が気に入らなければ別店舗を利用できる
- 混雑状況や器具の使い方の確認から、入会・退会手続きもアプリ内で完結
- エニタイムには手続きに来店が必要、器具の使い方の説明もない
\ 期間限定で初期費用0円! /
当記事では、エニタイムフィットネスが怖いといわれる理由の解説や、実際の利用者の「怖い」「危ない」という評判、そしてエニタイムに代わるおすすめのジムを紹介している。
エニタイムフィットネスが怖い4つの理由
エニタイムフィットネスが「怖い」といわれるのには、それなりの理由がある。
- マナーの悪い会員が多い
- スタッフはほとんど対応しない
- 24時間営業のシステムが危ない
- 実際に殺人未遂事件が起きている
それぞれ詳しく解説していこう。
マナーの悪い会員が多い

エニタイムフィットネスが怖い理由を突き詰めると、一部のマナーの悪い会員が最大の原因であることが分かる。
24時間ジムにおいてマナー違反となる行為は次の通り。
- 他会員へのしつこい声かけ
⇒ 求めていないアドバイスや連絡先を聞いてくるなど - マシンの長時間の利用(独占)
⇒ インターバル中に座りながらスマホを長時間いじるなど - 大きな音を出す
⇒ マシンを乱暴に扱ったり、大きな音や声を出したりなど - 半裸になる
⇒ 不必要に半裸になったり露出の高い服装をしたりなど
これらはエニタイムそのものというよりも、一部の会員の人間性そのものに問題があるため、地域や店舗によるところが大きいだろう。
朝からエニタイム行ってるけど本当民度低すぎ
— Mets (@mets8891) March 11, 2021
大した筋肉ないのに写真や動画回してるやつと、スミスマシンの場所で自重トレやってるおじさんとか……
とはいえ、上記のツイートのように「エニタイムは民度が低い」と悪い評判が多いのは事実だ。
エニタイムほんと怖い!🥺🥺w
— Nicolista🈂️ (@Nicolista4) September 6, 2022
また、なかには女性会員に執拗に声をかける男性会員もいる。
本人らにとってはコミュニケーションの一環のつもりかもしれないが、そうではなく純粋にトレーニングをしにきている人にとっては「怖い」という悪印象しか残らないだろう。
あまりにもマナーの悪さが目立つ場合は、エニタイムの店舗にクレームを入れることも可能だが、怖いことに変わりない。
実際、筆者もエニタイムフィットネスを利用しているが、他の会員に声をかけている男性会員は多く目立つ。「初心者に器具の使い方をアドバイスしてあげたい」という親切心によるものだと思うが、人によっては怖いと感じるのも無理はないだろう
他にも、エニタイムで実際に怖い思いをしたという利用者の声はコチラの章で解説している。
某エニタイム行ったら赤字の貼り紙たくさんあって「お客様同士のトラブルが多発しています」「威嚇行為はお控えください」ですと
— 肛門土砂崩れマン(腰ピ) (@hrhmsk) June 22, 2021
どういう治安してんだよ……
また、ひどい店舗だと会員同士のトラブルも頻発しているそうだ。
お互いを威嚇し合う雄々しいマッチョ達。そんな光景を目の当たりにしたライトユーザーの目には「エニタイムは怖い場所」とうつってしまうだろう。
スタッフはほとんど対応しない

マナー違反の会員に対して対応をするのはエニタイムスタッフの仕事だ。
ただ、迷惑行為に対して注意すべきかどうかは、その場のスタッフの裁量でしかない。
そのため、あからさまなマナー違反でなければ対応してくれないことが多い。
エニタイムは便利だし、どこでもいけるから利用するけど、スタッフがただ居るだけの店舗が多くて注意しないから、ユーザーがやりたい放題してて迷惑
— りずりず (@rizriz_eleanor) March 20, 2022
エニタイムスタッフの仕事は、入会などの手続きや清掃など事務的な業務がメインだ。
また、エニタイムフィットネス自体が「一人一人が節度を持って使って下さい」という放任的なスタンスなので、スタッフがジムの風紀を正すことに積極的ではないことも理由として挙げられる。
24時間営業のシステムが危ない

エニタイムフィットネスは昼~夕方は混みがちだ。そのため利用者が少なく快適な深夜に通う人もいるだろう。
ただ、エニタイムには24時間スタッフが常駐しているわけではなく、深夜のジムは無人営業となっている。
夜中にエニタイムを利用することには、次のようなリスクがある。
- スタッフの監視がないため、マナーの悪い会員がやりたい放題
- もしケガをしたり事故が起きた場合、救急車を呼ぶのが遅れる
深夜のエニタイム利用で、怖い思いをした人は存在する。
だけど、怖いよ
— 糖質過度 (@tousitsukado) April 20, 2022
これ深夜の話だし、夜中なんてマシンガラガラだから、横に来た時は尚更怖かった
ひぇー
そもそも会員かどうかすら怪しい不審者がジムに一緒に入ってきたという。これではセキュリティ付きの自動ドアもまるで意味がない。
また、実際に深夜にエニタイムを利用し、命の危機にさらされている人もいる。
そういや昨日の深夜にエニタイムでベンチプレス150kgで潰れてる人いてダッシュで救出した。セーフティ身体より下で、人いなかったら死ぬやつだった😨ちなみにその人エニタイムのスタッフな気がするw
— 膝の靭帯のび太君@ゴンの人 (@yousannnn) July 11, 2021
熊本県では、エニタイムの深夜利用で18歳の青年がバーベルで首を挟まれるという事故が起きている。
24時間営業している熊本市のスポーツジムで、22日夜、トレーニングをしていた18歳の男性が重さ100キロのバーベルに首を挟まれ、一時意識不明の重体となりました。
男性は安全器具をつけておらず、店に従業員もいませんでしたが、異変に気づいた別の客の通報で病院に運ばれ、一命をとりとめました。22日午後10時半すぎ、熊本市東区の「エニタイムフィットネス長嶺南店」で、ベンチプレスでトレーニングをしていた18歳の会社員の男性が、あおむけの状態でバーベルに首を挟まれているのを、店内でいた別の客が見つけ消防に通報しました。
引用:スポーツジムで男性がバーベルに首挟まれ一時意識不明に/NHK
平日深夜のエニタイムは、ガラガラでほぼ貸し切り状態。
命に別状はなく済んだからよかったものの、これがもっと夜中で発見が遅れていたらと思うと恐ろしい。
実際に殺人未遂事件が起きている

エニタイムフィットネスでもっとも怖い出来事といえば、殺人未遂事件が起きていることだ。
22日午前9時すぎ、長崎県大村市幸町のフィットネスジムにいた市内の50代女性から「刺された」と、110番通報があった。長崎県警によると、女性は男にナイフのようなもので首の左側などを切りつけられ、市内の病院に搬送された。女性は意識があり、命に別条はないという。
県警は同日、諫早署に出頭してきた同県諫早市の無職の男(44)を、この女性に対する殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。「知り合いを刺した」といった趣旨の話をしているという。
引用:ジムで女性切られる 男を殺人未遂容疑で緊急逮捕 長崎/朝日新聞
こちらの事件も幸い死亡事故には至らなかったものの、死者がでていてもおかしくない。
エニタイムフィットネスのセキュリティは厳重で、セキュリティキーでの施錠、死角のない監視カメラ、大手警備会社を呼ぶ緊急ボタンなど、ほぼ完ぺきに思える。
たしかにこれらセキュリティは、事後の犯人特定などには役立つかもしれないが、ジム内で起きた会員同士のトラブル防止にはなり得なかったという現実がこの事件の内容から伺える。
エニタイムフィットネスで怖い思いをした人の評判
実際にエニタイムフィットネスで怖い思いをしている人は多い。
エニタイムを利用していて「怖い」という評判は、おおよそ次の3種類に分けられる。
- 「ガチ勢のマッチョが多くて怖い」
- 「ナンパなど男性会員のアプローチが怖い」
- 「マシンを乱暴に扱う会員がいて怖い」
これらそれぞれの体験談を紹介していく。
「ガチ勢のマッチョが多くて怖い」
エニタイムフィットネスには筋トレ上級者が多すぎて、アウェイ感を感じている人は多い。
この場合、「怖い」というよりは「恥ずかしい」という表現がしっくりくるだろう。
エニタイムもゴールドもガチ勢ばっかりで初心者お断りの雰囲気出してそうで怖い😢
— 🎀てらもとてゃ🎀 (@BinboEats2) November 21, 2022
エニタイムとかさ、行くんだけどさ、
— ライトボウガンで興奮(ライトって呼んでくだされ) (@PEC3KlFpPVBHVS3) October 22, 2022
フリーウェイトエリア、めちゃくちゃ怖いんだよね、、笑笑
みんな猛者しかいないから、自分が行って白い目でみられないかなーとか、
筋肉全然なくてめちゃくちゃデブがきたわwwwとか思われてそうで中々行けないんですわ。
猛者の方々、実はどう思ってますか?😭
たしかに、エニタイムは筋トレに特化したジムなのでガチ勢のマッチョは多い。
とはいえ実際、上級者たちは「ああ、初心者の人なんだなぁ」くらいにしか思わないので、実際それほど気にすることでもないだろう。
「ナンパなど男性会員のアプローチが怖い」
エニタイムフィットネスが女性にとって危ないイメージがあるのは、ナンパなどの過度なコミュニケーションを試みる一部の男性会員のせいだろう。
こういった人に絡まれて、純粋にトレーニングをしにきた人たちは怖い思いをしているようだ。
ナンパ本当に迷惑。
— スズ🌹 (@Pringlesgreeen) January 5, 2023
話しかけないでほしい。近所で顔合わせても知らんぷりして欲しい。
エニタイムに仕組みを導入するんじゃなくて、自分でそういうジムかサークルか作ってくれ https://t.co/6n3kdw4EdY
エニタイムで会員が店員ナンパしててキモかった…マッチョに悪い人はいないと思ってたからなんかキモかった🤣🤣🤣
— もち (@ppp33124) September 1, 2022
なかには、ナンパ目的でエニタイムに通う男性会員もいるらしい。
コンビニで買い物してたら横で買い物してる二人組が
— 筋トレゴリラ🦍💪(大阪の40代トレーニー) (@makoto05300530) August 20, 2018
「普段使ってないエニタイムでナンパして、失敗したらまた別の店舗行って、また別の店舗行けるから失敗しても気まずくないしナンパやり放題」
と話してたの聞こえたけどジムは鍛えるための場所だろ笑
ナンパしたかったら海かクラブ行けよと思った💦
いずれにせよ、一部の男性会員のせいで、エニタイムフィットネスは女性にとって危険な場所になってしまっているのが事実だ。
また、男性会員にナンパかどうかすらも怪しい絡まれ方をされた女性会員もいる。
エニタイムに通ってるけど、一昨日荷物置き場でいきなり男の人に「すみません」って声掛けられながら腕触られた。私の立ち位置が邪魔だったのかと思って一瞬少しどいたけど、何度も「すみません」って言いながら離れなくて。怖かったから人が居るトレーニングエリアに逃げたけど、怖いよ…
— 青丸 (@K_P_OvO) February 26, 2023
コチラの記事では、エニタイムフィットネスが女性にとって危ない理由について詳しく解説している

「マシンを乱暴に扱ったり大声を出したりする会員がいて怖い」
エニタイムフィットネスを利用していると、時折大声をあげたりマシンを乱暴に扱ったりする会員が目立つ。
とくに後者は、共有の設備が壊れてしまう恐れがあるだけでなく、傍から見ていて怖いと感じてしまうだろう。
エニタイムにむっちゃ大声で暴言吐いり(なんかブチ切れてる)ダンベルやベンチ台、ケーベル、プレートを投げたり蹴ったりしてる男性がいるんだけど…
— まりりん🐌なめくじトレーニー (@maririn_1122) September 2, 2021
注意したいけど、店員さんも他のお客さんもいないから怖い…
朝エニタイム行ったら、比喩とかじゃなくウェイトぶん投げてる人がいて怖かったw
— イケ (@iket_gonzo) June 18, 2019
こういった行為を見かけた場合は、スタッフに相談するようにしよう。その日にスタッフが在籍していない場合は、後日でも構わない。
また、大きな音に関してだが、ウェイトマシンで急に脱力することによって重りが落下し「ガシャン!」と大きな音を立ててしまうものだ。
また、目一杯力を入れるときは声を出すのが効果的といわれているためか、声を出しながらトレーニングする会員もいる。
怖いといわれるエニタイムフィットネスはおすすめしない
人気を誇るエニタイムフィットネスだが「怖い」といわれる理由から、おすすめできない人もいる。
それには、先程の解説や評判をみて「やはり怖い」「危ない」と感じたジム初心者や女性が当てはまる。
また、怖いという理由を差し引いたとしても、初心者にとってエニタイムはコスパが悪いといえるだろう。
その理由は次の通りだ。
- 正しいトレーニング方法を学べない
- マシンの導入数が店舗によって少ない
- 頻繁に通わないと損をする
正しいトレーニング方法を学べない
初心者にエニタイムフィットネスがおすすめできない理由の一つは、正しいトレーニングが学べないことだ。
基本的に、エニタイムにはトレーナーがいない。そのため、何の説明もなくトレーニングをしなくてはならない。
- マシンの使い方の説明がない
- 最適なメニューが分からない
- 食事管理などのアドバイスが貰えない
そのため上記は、ネットで検索しつつ自分で調べながら行うことになるだろう。
とくに筋トレは間違ったフォームで行うと、筋力アップどころかケガをするリスクがある。トレーニング初心者はまずプロに指導を受けつつ、効率化を図るべきだ。
エニタイムフィットネスでは、独自にトレーニングプランを立てる必要があるため、初めてジムを利用する方には難しい場面が多いだろう。
マシンの種類や導入数が店舗によって少ない
エニタイムフィットネスの設備は、店舗によって異なる。
人気の有酸素運動のマシン(トレッドミルやエアロバイクなど)は、多くの店舗で複数台設置されていることが多いが、ウェイトマシンの種類や導入数は店舗によってまちまちだ。
マシンの種類や導入数が少ない店舗を選んでしまうと、時間によって混んだときに十分にトレーニングができないことが多い。
のびのびと自由気ままにトレーニングをしたい初心者にとって、マシンの取り合いになってしまう環境は非常にやりづらいはずだ。
頻繁に通わないと損をする
エニタイムフィットネスの料金プランには、365日24時間使い放題のものしか存在しない。
料金は店舗によって異なるが、おおよそ月額8,000円であることがほとんどで、水素水サーバーや鍵付きロッカーのレンタルを含めると合計約1万円程度になる。
エニタイムのプランは通えば通うほどお得になるのは間違いない。ただ裏を返せば、利用頻度が少ないほど大損してしまう仕組みでもあるのだ。
エニタイムは予約制ではなく、好きなときに通えるので「モチベが低下してしまい、この週はあまり通えなかった」ということは結構ありがちだ。
休会や退会の際には店舗まで直接足を運ぶ必要があるため、手続きには手間もかかる。
筆者も片道徒歩40分のエニタイムに入会してしまい、一時期モチベだだ下がりで通わないまま月額料金を垂れ流しにしてしまった経験がある。当初は「遠いジムまで歩くのもトレーニングの内」と考えていたが、実際は通いやすさこそモチベ維持にかなり重要であると痛感した…
エニタイムフィットネスの店舗が、家から通いづらい場所にあったり、一時のモチベーション低下で利用頻度が落ちたりした途端、割高になってしまうことを考えると初心者にはおすすめしづらい。
エニタイムフィットネスが怖い人におすすめのジム
エニタイムフィットネスが怖い理由や、初心者におすすめできないデメリットそれぞれをまとめると次の通りだ。
- エニタイムが怖い理由
-
- マナーが悪い会員が多い
- 執拗な声掛けやナンパをする男性会員が一部存在する
- トレーニングマシンを乱暴に扱う会員が一部存在する
- スタッフが注意しないことが多い
- 深夜にはスタッフが在籍しておらず無人状態
- マナーが悪い会員がやりたい放題
- ケガや事故があったときに発見が遅れる
- 実際に事故や殺人未遂事件が起きている
- マナーが悪い会員が多い
- 初心者におすすめできない理由
-
- マシンの使い方の説明がない
- 最適なメニューが分からない
- 食事管理などのアドバイスが貰えない
エニタイムフィットネスが怖いということであれば、あのライザップが展開する24時間フィットネスジム「ちょこざっぷ」がおすすめだ。

エニタイムがガチ勢向けのジムだとしたら、ちょこざっぷはライトユーザーの初心者向けという位置付けのジムである。
何より、月額料金3,000円弱とエニタイムの半額以下の価格で利用可能だ。
\ 期間限定で初期費用0円! /
24時間ジムはエニタイムフィットネスだけではない。筋トレ初心者や一部マナーの悪い男性会員が怖い人は、ちょこざっぷを利用してみては如何だろうか。
まとめ:エニタイムフィットネスは怖い
エニタイムフィットネスに「怖い」というイメージを抱く人は多い。
24時間ジムの特徴を考えれば当然すぎる理由がいくつも浮かび上がる。
怖いと感じる人たちの評判のなかでもとくに多いのが、一部の会員による節度の無い行動だ。
とくに女性会員は、男性会員の配慮のない行動のせいで通いづらいという声が多い。
エニタイムは同じ施設を不特定多数で利用するという性質上、仕方がないといえば仕方がない。
また、全国展開している24時間ジムは店舗によって客層が異なるため、エニタイム全てに当てはまるわけではない。
しかし、実際にエニタイムフィットネスで事故や殺人未遂事件が起きていることは無視できない事実だ。
当記事を読んでエニタイムフィットネスが「怖い」「危ない」と改めて思ったのであれば、別の24時間ジムを利用することや、パーソナルジムに通うことを検討すべきだろう。