宝塚歌劇団をまだ知らない方、見に行ったことがない方必見です。
宝塚歌劇団には千秋楽に団員、観客一団となって行う掛け声があります。
この記事を読むことで、5つの各組ごとにどのような掛け声があるのか知ることができます。観劇の際により一層楽しめます。
宝塚歌劇団にはどんな掛け声がある?
宝塚歌劇団では千秋楽の講演後にトップスターや舞台に出たキャストがステージに立ちます。
そこで宝塚各組それぞれトップスターの掛け声に合わせてポーズをとったり、ジャンプをしたりします。
一番伝統のある花組では、花組ポーズというポーズをします。
花組ポーズと言われてもどんなのか分からないという人もいると思いますが、トップスターがちゃんと教えてくれるので安心してください。
そして掛け声に合わせてみんなでポーズをとります。また、雪組には、絆、絆とみんなで声を合わせて言う掛け声もあります。これは早霧せいなさんがトップの時代から始まったものです。
また、星組で元々はなかったものの礼真琴さんが星組トップスターになってから星組パッションという掛け声ができました。
宝塚歌劇団で掛け声があると歓声や拍手喝采が起こる理由
宝塚歌劇団では、組一団、観客も一団となってやる掛け声は公演の千秋楽にのみやります。
そのため、非常に貴重なものです。宝塚歌劇団の公演は演技はもちろん、歌唱力、ダンスはレベルが高くさらに舞台や、衣装も非常に豪華なもので、宝塚歌劇団を見に行くとその世界観に引き込まれ、本当に感動します。
それらの公演を見た後ですから、拍手喝采が起こるのは間違いありません。さらに、その公演の千秋楽となったらなおさらです。掛け声の前にはトップスターがお話をしてくれるのですが、その公演に対する苦労であったり、熱意がとても感じられます。
その後に掛け声で公演を締めるという形ですので、会場は非常に盛り上がり、拍手も鳴りやみません。
掛け声が特徴的な宝塚歌劇団とは
宝塚歌劇団は100年以上続く伝統のある歌劇団です。団員は、女性しかおらず、宝塚音楽学校を卒業した生徒のみが所属することができます。
しかし、この音楽学校に入学できるのは年間40人程度です。そのため、宝塚歌劇団に入団できる人数は非常に狭き門なのです。
宝塚歌劇団は、5つの組に分かれており、花組、月組、雪組、星組、宙組があります。
先ほど掛け声が組ごとに違うと述べたようにこの5組には組ごとに特徴があります。これらの5組は東京と兵庫県宝塚市にある2つの舞台で各組順番に公演を行っています。その他にも、全国ツアーもあり、地方などで公演を行うこともあります。
宝塚歌劇団は5組に分かれていますが、その組ごとに男役トップスターと、トップ娘役がいます。この二人を中心に舞台が作り上げられていきます。
掛け声が特徴的な宝塚歌劇団を構成する“組”
宝塚歌劇団には全部で5つの組があります。花組と月組は宝塚歌劇団当初からある組で、後に星組、雪組、宙組ができ、今の5組体制となりました。
先ほど掛け声が組ごとに違うと述べたように、この5組にはそれぞれ特徴があります。体育会系であったり、日本物の演目が得意であったり、またトップスターによってもその組の雰囲気は変わります。
宝塚歌劇団に入団する時にはどの組に配属されるか自分で選ぶことはできません。また、公演後に突然組替えが行われることもあります。
団員たちは、それぞれ配属された組で精一杯実力を発揮して舞台に取り組んでいます。同じ宝塚歌劇団でもいつもは5組が揃うことはありません。しかし、10年に一度組対抗の運動会があり盛大に盛り上がります。
宝塚歌劇団の組ごとの掛け声やポーズ
一番伝統のある花組には花組ポーズがあります。これは先ほども話した通りで、トップスターが説明しながらやってくれます。ポーズをとった時に「花組ポーズ」という掛け声があります。
次に月組には、「月組ジャンプ」というのがあります。舞台上で団員達全員で手をつなぎ、月組ジャンプという掛け声のもとジャンプします。
また、雪組では先ほどのように雪組には「絆」という掛け声があり、さらに最近では絆の後にどっせいを付けることもあります。
また、星組では体育会系と呼ばれるだけあって「星組パッション」という非常に情熱的な掛け声があります。
また、宙組は宙組三本締めというのがあり、通常「よっ」というところが「宙」になっているのが特徴です。このようにおなじ宝塚歌劇団でありながらそれぞれの組によって掛け声も様々です。
まとめ:宝塚の掛け声
・宝塚歌劇団にはどんな掛け声があるのか
・掛け声の後に拍手喝采が起こるのはどうしてか
・宝塚歌劇団とは何か、どんな組があるのか
・組ごとにどんなポーズ掛け声があるのか
以上について説明しましたがいかがでしたでしょうか。宝塚歌劇団の公演は、他のミュージカルとは違い、オリジナル作品や、レビューと呼ばれるショーのようなものもあり、非常に感動的なものです。
一度見に行くとその世界観に引き込まれること間違いなしだと思いますのでぜひ一度見に行ってみてはいかがでしょうか。