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ミヌエットが“かわいそう”な本当の理由/指原莉乃の飼い猫についても

ミヌエットかわいそう

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ロシアンブルーやアメリカンショートヘアなど、猫といえばとても可愛い生き物だ。

しかし、なかには「かわいそう」と呼ばれてしまっている猫もいる。

ミヌエットはそんなかわいそうと言われてしまう猫の一種だ。

あなたがミヌエットを見たことがある人なら、なんとなくそう言われてしまうワケについては察しがつくかもしれない。

しかし、ミヌエットがかわいそうと呼ばれてしまう、イメージにとどまらない深い理由についてはご存知ないだろう。

ここからはミヌエットが「かわいそう」と言われてしまう理由について解説していこう。

目次

ミヌエットが「かわいそう」なのはなぜ?

ミヌエットがかわいそうなのはなぜ?

ミヌエットがかわいそうといわれる理由は「短足」だからと思っている人も多いのではないだろうか。

たしかに、短足の猫は見た目としては可愛いが、生きる上では不便な点も多い。

だが、ミヌエットがかわいそうと言われてしまう理由はそのせいだけではない。

ミヌエットが“遺伝子交配による短足猫”だから

ミヌエットがかわいそうと言われる本当の理由は、マンチカンの短足を受け継いだ猫だからだ。

マンチカンはミヌエットの遺伝学上の親で、短足で有名な猫だ。

短足のマンチカン

じつは、この短足は突然変異によって生じた特徴なのだ。

遺伝学上、突然変異によって生まれた性質には健康上の問題を指摘されやすい。

それにもかかわらず、可愛い見た目から短足のマンチカンはブリーダーによって大量に繁殖させられている。

こうした事実からマンチカンはかわいそうと言われるようになり、その子であるミヌエットもかわいそうと言われるようになったのだ。

短足のミヌエット

しかし、実際ミヌエットに短足による遺伝子疾患があるかというと、そんなことはない

最近になって短足であっても健康上の問題がないことが証明されてきた。

たとえば次のような噂には科学的根拠がないことが明らかになっている。

ミヌエットに関する科学的根拠のない噂
  • 短足は奇形・病気のせい
  • ヘルニアになりやすい
  • 骨軟骨異形成症の遺伝子を持っている
  • 死産が多い

※骨軟骨異形成症:遺伝子によって起こる骨の病気。発症すると正常な骨・軟骨の成長が妨げられる。スコティッシュフォールドの折れた耳はこの骨軟骨異形成症によるもの

とはいえ、ミヌエットの短足が日常生活での不利につながりやすいことは確かだ。

事実としてミヌエットのジャンプ力はほかの猫よりも低いといわれている。

猫の可愛さを求めて人為的に操作して生まれた種を嫌悪する人が多いのも、理解できなくはないだろう。

ミヌエットをかわいそうと憐れむ人々の声

実際にSNSでもミヌエットがかわいそうと嘆いている人は多い。

自然に生きられない猫を繁殖させるべきか

猫もルーツをたどれば狩猟動物だ。

ミヌエットのような短い脚では機敏に動くことは難しい。

人の力がないと生きられない猫をこの先も残していくべきかは、大いに議論の余地がある

引き戸を開けられないミヌエット

猫は非常に賢い生き物で、家の中の引き戸くらいなら簡単に開けられる。

なかにはドアノブをひねることができる猫もいるくらいだ。

しかし、ミヌエットの短すぎる前足では引き戸を開けることすら難しい。

これは単純に行動範囲を狭めることにもつながり、ミヌエットは小さな家の中でさえ自由に動き回れないともいえる。

人のために作られた高価な猫

かわいらしい猫をどうして繁殖させるかというと、それはやはりお金になるからという側面も大きいだろう。

人が利益のために動物の命に手を加えることか倫理的に正しいかどうか、これは非常に難しい問題だ。

ミヌエットの治療は難しい

突然変異によって生まれたということは、体の構造が新しく、治療のノウハウも少ないということだ。

本来であれば治せたかもしれない病気のせいで、命を落とすミヌエットもいるかもしれない。

治療法がなく長生きできないということは、生物としてはかわいそうなことだろう。

かわいそうじゃない長足のミヌエットもいる

さて、さまざまなミヌエットに対する嘆きや批判を見てきたが、ここでひとつ知っておくべき事実がある。

じつは、ミヌエットには短足ではない種類もいるのだ。

ひとことにミヌエットといっても短足の猫だけを意味するわけではない。マンチカンと掛け合わされる種類によってさまざまな特徴を持った個体が存在している。

実際に血統書の認定をおこなっている日本の団体であるJCCが発行している「異種交配可能猫種」の一覧を見てみよう。

和名毛質交配可能種和名
ミヌエット(メヌエット)ショートヘアーペルシャ / エキゾチック / マンチカン
ミヌエット(メヌエット)ロングヘアーペルシャ / エキゾチック / マンチカン
参考:JCC ジャパンキャットクラブ 異種交配猫種

ミヌエットの項にはペルシャ・エキゾチック・マンチカンと書かれている。

つまり、かなりざっくり言ってしまえば、ペルシャ・エキゾチック・マンチカンを親に持つ猫であればミヌエットと分類される可能性があるのだ。

さまざまな猫を組み合わせて作るため、毛の長さや色はもちろん足の長さにも違いが生じるのは当然だろう。

ミヌエットがただの短足猫ではないことがわかったところで、次はミヌエットがそもそもどんな猫なのかについて解説していく。

かわいそうといわれるミヌエットとは?

かわいそうなミヌエットとは?

かわいそうなミヌエットの誕生は1990年代にさかのぼる。

その当時、短足の猫としてマンチカンが非常に人気だった。

しかし、マンチカンは必ず短足で生まれるわけではなかったため、成長するにつれて短足ではないことがわかると捨てられてしまうことがあった。

当時アメリカでブリーダーを営んでいたジョセフ・スミスはその状況を嘆き、マンチカンの短足を交配によって固定できないかと考えた。

そして1996年に誕生したのがミヌエットというわけだ。

ミヌエットの由来となったナポレオン

ちなみに、当時はその短足からナポレオンと呼ばれていたが、歴史上の英雄を揶揄するような語源に対する批判から、2015年にミヌエットに名称が変更されている。

フランスの英雄ナポレオンも足が短いことで有名だった。肖像画などで馬に乗っていることが多いのは、短足がばれないようにするためともいわれている

ここではそんなミヌエットの特徴を見ていこう。

ミヌエットの性格

ミヌエットは非常に好奇心旺盛な性格で、警戒心も低く寂しがりだ。

野生で生きていくには困りそうな性格だが、人には可愛いがられやすい性格ともいえるだろう。

ミヌエットの体重・大きさ

ミヌエットが成猫になったときの体重・大きさはだいたい次の通りだ。

体重体高体長
オスのミヌエット3~4kg20~30cm35~45cm
メスのミヌエット2.2~3.4kg20~30cm35~45cm
※体高は地面から背中までの高さ、体長は胸からおしりまでの長さ

ミヌエットの毛色(黒・白・etc)

ミヌエットはさまざまな猫の掛け合わせによって生まれるため、その毛色もさまざまだ。

基本的にはホワイトやブラック、クリームが多く、なかにはシルバーやブルーといった個体もいる。

ちなみに目の色もグリーンやブルーなどがある。

ミヌエットの毛種(短毛・長毛)

ミヌエットには短毛・長毛の両方の種類が存在している。

毛はダブルコートと呼ばれる二重構造になっており、上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)によって構成されている。

なで心地は非常によいらしい。

ミヌエットの子猫・大人(成猫)の特徴

ミヌエットの子猫は体高20cm・体重1キロほどで、好奇心旺盛な性格がより顕著にあらわれている。

そこから大人になるにつれて、わんぱくな性格が落ち着いておとなしくなっていくそうだ。

ただ、その分動くことが減り、肥満になる個体もいる。

ミヌエットの寿命

ミヌエットの平均的な寿命は12〜14歳ほど。

一般的な猫の平均よりも2年程度短いが、短命というほどではない。

もちろん、飼育の方法にこだわればもっと長生きさせることもできるだろう。

このように、かわいそうと言われるミヌエットには魅力的な特徴も多い。

ミヌエットを飼いたいと思う人の気持ちも少しは理解できたはずだ。

そんなミヌエットの魅力に取り憑かれた人の中には、日本人なら誰でも知っているような芸能人もいるほどだ。

指原莉乃の「ミヌエット五郎」はかわいそう?

元AKBのメンバー指原莉乃氏もミヌエットを飼っており、Twitterなどでその成長を見守ることができる。

またお笑いコンビであるハライチの岩井氏もミヌエットを飼っているそうだ。

ただ、こうした芸能人が高価な猫を購入することに対して批判的な意見を持っている人もいる。

過去にYouTuberのヒカキン氏がペットとしてスコティッシュフォールドを購入した際は「お金に余裕のある人は保護猫をもらってほしい」という意見もよく聞かれた。

ミヌエットはかわいそうな猫かもしれないが、かわいそうな猫はミヌエットだけではないのもまた事実だ。

もちろん、その責任をただの個人に求めるのはどうかとも思うが。

大切なのは目の前の命としっかり向き合うことだろう。

次章からはミヌエットに興味を持っている人に向けて、その正しい飼い方について解説していく。

かわいそう、でも可愛いミヌエットの飼い方

かわいそうなミヌエットでも、その飼い方は普通の猫と大きく変わらない。

まずはミヌエットとどこで出会えるかについて見ていこう。

ミヌエットとの出会い方

ミヌエットを家族にしたいなら、次の3つの方法がある。

  1. ミヌエットをブリーダーに紹介してもらう
  2. ミヌエットをペットショップから迎える
  3. ミヌエットの保護猫を探して里親になる

このなかでもっとも現実的な方法は「①ミヌエットをブリーダーに紹介してもらう」だ。

順にその内容を見ていこう。

ミヌエットをブリーダーに紹介してもらう

猫に精通しているブリーダーに自分の求めているミヌエットの特徴を伝えて、要望にマッチする理想の子猫を探してきてもらう方法だ。

ブリーダーによって値段が異なるため、場合によっては費用がかさむことがあるかもしれないが、運命のミヌエットに出会えるならどんな金額でも安いものだろう。

ブリーダーはインターネットなどで探すことができる。

ブリーダーの紹介サイトもあるのでぜひ利用してみてほしい。

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ミヌエットをペットショップから迎える

ミヌエットはペットショップでも購入でき、値段は個体によって大きく異なるが21万円ほどといわれている。

ただ、希少種なため販売しているところが少ない。

ペットショップに行く際は、電話などで事前に確認しておいたほうがいいだろう。

もしペットショップにいれば実際に会いに行くことができる。

興味はあるけど飼うかどうか決めかねているという人は、一度ペットショップで触れ合ってみてはいかがだろうか。

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ミヌエットの保護猫を探して里親になる

ミヌエットの里親募集を探して迎え入れる方法だが、こちらもやはり希少種なだけあって見つけることが難しい。

仮に見つかったとしても、応募する人が多くなかなか自分のもとには来てくれない。

さらに場合によっては子猫ではなく成猫をもらうことになるため、その場合は一緒に過ごせる時間が減ってしまうだろう。

ただ、もし見つかれば他2つの方法に比べて大きく費用が抑えられることは間違いない。

ブリーダーやペットショップに頼る前に、一度くらいならチャレンジしてみてもいいかもしれない。

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ミヌエットのお世話

無事にミヌエットを家族に迎え入れることができたら、次は生活の環境を整えなければならない。

ミヌエットをお世話する際の具体的なポイントは以下の通りだ。

  • 運動しやすい場所を作る
  • 室内温度に気を使う
  • ブラッシングで毛を整える
  • 食事の量と質に気を付ける
  • 静かな環境を作る
  • 適度に一人にしてあげる

運動しやすい場所を作る

ミヌエットは好奇心旺盛な性格だ。

子猫の時はとくにたくさん動き回るので、運動しやすい環境を整えて自由に遊ばせてあげよう。

ひとつ注意点として、キャットタワーを置いてあげる場合はなるべく高低差がないものを設置してほしい。

ミヌエットは高いジャンプが得意ではないので、落ちてケガをする可能性があるからだ。

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室内温度に気を使う

ミヌエットは毛が二重構造になっているため暑がりだ。

夏の暑い日には熱中症になることもあるため、室内の気温にはとくに注意したい。

ブラッシングで毛を整える

ミヌエットはその毛深さのせいで、よく体毛が絡まってしまう。

抜け毛も多く、ミヌエットが自身の体を舐めた際に体内に入ってしまう毛の量は一般的な猫に比べても多いといわれている。

体内に毛がたまりすぎれば、ご飯が食べられなくなってしまうこともある。

いわゆる毛球症だ。

ミヌエットの健康を守るためにも普段からブラッシングはしっかりしてあげよう。

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食事の量と質に気を付ける

ミヌエットは成長すると運動量が減るため、肥満になりやすい。

大人になってきたら栄養バランスはもちろん、食事の量もしっかり管理してあげよう。

動物性たんぱく質を多く含んだ総合栄養食などがおすすめだ。

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静かな環境を作る

ミヌエットは大人になると、子猫のころのように活発に動き回ることが減っていく。

成長したときに備えて、落ち着いて過ごせる場所は必ず用意してあげよう。

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適度に一人にしてあげる

ミヌエットは人懐っこい性格だが、じつは非常にマイペースでもある。

そのため、かまいすぎるとストレスをためてしまうことがあり、適度に一人で過ごす時間が必要になる。

たくさん遊んであげたあとは、しばらく放っておくなどして自分の時間を作ってあげるとよいだろう。

ミヌエットが病気になったら

ミヌエットは混血種のため、病気にはかかりにくいといわれている。

ただし、ミヌエットの親であるペルシャ系の猫がかかりやすい病気には、同様にかかることがあるため注意が必要だ。

ミヌエットがかかる可能性のある病気には以下のようなものがある。

ミヌエットがかかりやすい病気
  • 流涙症
  • 慢性腎臓病
  • 多発性嚢胞腎
  • 肥大型心筋症

少しでも様子がおかしいと思ったときは、すぐに動物病院につれていってあげよう。

ミヌエットの飼い主になる前に

最後にミヌエットといわず猫の飼い主になる前に、環境省の発表している「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ」には目を通しておこう。

  1. 動物の習性等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう
    飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最後まで責任をもって飼いましょう。
  2. 人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう
    糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう。
  3. むやみに繁殖させないようにしましょう
    動物にかけられる手間、時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。また、生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などの繁殖制限措置を行いましょう。
  4. 動物による感染症の知識を持ちましょう
    動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人への感染を防ぎましょう。
  5. 盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう
    飼っている動物が自分のものであることを示す、マイクロチップ、名札、脚環などの標識をつけましょう。
引用:環境省/動物の愛護と適切な管理

どんな動物もひとつの命だ。

飼うと決めたからには、しっかりと責任をもって最後まで成長を見守ってあげてほしい。

まとめ:ミヌエットはかわいそう?

ミヌエットはその出自だけ見ると、非常にかわいそうな生き物に思えるかもしれない。

しかし、生まれてきたミヌエットたちに罪がないことは、誰の目にも明らかだ。

なにより、私たちがかわいそうだと思っても、ミヌエット自身が幸せであれば何の問題もない。

これからミヌエットを飼う人たちは、その命に責任を持ち、最後まで一緒にいてあげてほしい。

それがかわいそうなミヌエットのために、私たちができる唯一のことだ。

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