シークレットシューズは、身長にコンプレックスを抱く人々の強い味方である。
身長を盛ることができる反面、ばれるかもしれないというリスクが常に隣り合わせだ。
結論、「バレバレ」「不自然」といわれてしまう理由は、身長を靴で盛りすぎてしまうこと以外にもある。
それは、インソール部分にコストをかけていない安価なシークレットシューズを選んでしまうことだ。
つまり、買うべきでない低品質なシューズが市場に多く出回りすぎなのである。
当記事では、シークレットシューズがばれる理由とばれやすい高さは何センチかの解説、また、それらを踏まえた対策とおすすめのシークレットシューズを紹介している。
シークレットシューズがばれる4つの理由
シークレットシューズがばれるのには、4つの原因がある。
これらは、革靴やカジュアルシューズ問わず、全てのメンズ向けシークレットシューズに当てはまる。
- 身長を盛りすぎてばれる
- 靴のデザインが不自然でばれる
- 裾直しをしていなくてばれる
- 歩き方の違和感でばれる
それぞれ順に詳しく解説していこう。
身長を盛りすぎてばれる
シークレットシューズがばれる一番の要因は、やはりソールの高さで身長を盛りすぎることだ。
あまりにも厚みのあるシークレットシューズを履いていると、次のような点で他人にばれやすくなってしまう。
- 不自然に脚が長く不自然に見える
- 靴そのものが不自然に見える
- 店や人の家で靴を脱いだときの違和感が大きくなる
⇒ 履いていたときとの身長の差や裾の不自然さでばれる
高さのあるシークレットシューズを履いたとき、脚の長さや靴そのものに違和感が出やすいのは想像に難くないはず。
他にも、人の家や座敷に上がるタイミングで靴を脱いだときは、高さがあればあるほど違和感が大きくなってしまう。
つまり、シークレットシューズの高さは欲張りすぎるほど、ばれるリスクも大きくなると考えておこう。
ばれにくい、もしくはばれやすいシークレットシューズの高さについては、コチラの章で詳しく解説している。
靴のデザインが不自然でばれる
シークレットシューズがばれる理由として、靴のデザインが原因となることも多い。
不自然な作りのシークレットシューズだと、日常でふと足元を見られたときや、靴を脱いで置いたときにばれてしまうだろう。
シークレットシューズ欲しいんだけど、盛ってるのがバレバレなデザインばっかで買う気になれない
— よーた (@Yuirebely) April 9, 2019
ばれやすいデザインのシークレットシューズの特徴として、高さを盛りすぎること以外にも、次のような作りの靴は「いかにも」な印象を与えてしまいバレバレだ。
- インソールが薄く、靴底（アウトソール）が厚い作りの靴
- インソールの作りがシークレットシューズ向けではない
つまり、シークレットシューズが自然に見えるかはインソールがカギを握っている。
物によるけど、インソール型のシークレットシューズはバレ辛いよ
— 晴海ニキ👾💫 (@harumi2ki) March 19, 2022
歩き方も特に変わらないけど、常に踵が上がった状態になるから通常の靴よりは疲労感はあると思う
でも疲労感に関しては数日歩けば慣れちゃうからあんまり関係ないかも
まずは、ばれるシークレットシューズを履いたときの違和感の理由についてだが、シューズの靴底が厚いほど「底上げ感」が出てしまうのはイメージしやすいはずだ。
シークレットシューズを履いていて不自然に思われるかどうかは、靴底とインソールの割合が決め手といってもいいだろう。
ただ、インソールに厚みがあると、脱いで置いてある状態だと不自然に見えてしまう。これは内側で底上げしている分、靴の底が浅くなることが原因だ。
そこで、シークレットシューズ向けのインソールは形をドーム状にすることでシューズ内側の側面を高くする工夫がされているため、自然な靴に見えるようになっている。
つまり、シークレットシューズがばれるかどうかは、インソールの作りこそが大きな分かれ目となる。
このインソール部分にコストをかけていないシークレットシューズを選んでしまうと、バレバレで不自然に見えやすくなる。
比較的安価な商品が多いシークレットシューズだが、インソールにこだわった専門店で購入するだけで一気にばれにくくなる。
シークレットシューズの店選びについては、コチラの章で詳しく解説している。
裾直しをしていなくてばれる
シークレットシューズがばれる理由としてとくに多いのが、パンツやスラックスの裾がシューズに合っていないことだ。
裾がシークレットシューズに合っていないと、盛った分の高さがそのまま露呈することになる。
それがいかにもなデザインの靴だと、なおさら目立ってしまうのは言うまでもない。
どう見てもｼｰｸﾚｯﾄｼｭｰｽﾞにしか見えない靴を履いている男性が…裾捲り上がって上げ底感がぱない(^_^;)
— きぬた (@drop0710) July 26, 2013
歩き方の違和感でばれる
シークレットシューズは、歩き方の違和感でばれることもあるようだ。
歩き方の違和感は歩きづらさによるものなので、シークレットシューズの厚みやデザインが影響する。
例えば、シークレットシューズの厚みを盛りすぎると、違和感なく歩くのに慣れが必要となる。
また、ビジネス向けの革靴などでは、かかとの靴底に厚みがあるほどつま先にかけての傾斜がキツくなるので、その分さらに歩きづらくなる。
せっかくなら厚みのあるシューズを履いて大きく身長を盛りたいところだが、シューズの厚みは歩きづらさ（ばれやすさ）とトレードオフの関係であることを覚えておこう。
ばれるシークレットシューズの高さは何センチ？
シークレットシューズがばれる一番の原因は、厚みがあるものを選び身長を盛りすぎることだ。
大体、シークレットシューズは何cmの高さだとばれやすくなるのかは目安となるはずだ。
3～5cmのシークレットシューズ：ばれない
3～5cmのシークレットシューズを履く場合は、まずばれることはないだろう。
数あるシークレットシューズでも、5cmが最小単位であることが多い。
3cmのアップであれば、むしろ靴のなかにインソールを敷くだけでも自然に見える。
そのため、3cm程度であればわざわざシークレットシューズを買う必要性は薄いかもしれない。
プライベート・ビジネスシーン・結婚式・就職活動
6～7cmのシークレットシューズ：ばれづらい
一番自然で、ばれにくいシークレットシューズの高さの限界は6～7cm程度である。
そのため、普段使いで自然に背を高く見せたいなら、この辺りの高さのシューズがおすすめだ。
とはいえ、6～7cmでも自然に見えるシューズは、インソールと靴底のバランスがとれていることが前提となる。
そのため、きちんとした作りのシークレットシューズさえ選んでおけば、ばれる心配はしなくて良いだろう。
プライベート・ビジネスシーン・結婚式・就職活動
8～9cmのシークレットシューズ：ばれやすい
8～9cmあたりのシークレットシューズからばれやすくなる。
9cmの高さをシューズで実現するにはインソールだけでは限界があるため、靴底も分厚くなる。
そのため、作りの良いシークレットシューズであっても、靴そのものに違和感が生まれてしまうのだ。
とはいえ、裾の長さを合わせたパンツやスラックスとセットで使えば自然に見せることはできる。
日常使いは難しいが、結婚式などのイベントや就職活動の勝負靴としてであれば役立ってくれるだろう。
結婚式・就職活動
10～15cmのシークレットシューズ：ばれる
10cm以上のシークレットシューズとなると、もうばれる前提で履くしかないだろう。
シークレットシューズの高さが10cmを超えると、靴そのものだけでなく脚の長さによる不自然さも際立つ。
いかに作りの良いシークレットシューズであっても、10cm以上の高さの履物となると違和感を拭えないだろう。
そのため、パンツやスラックスの裾を合わせても、自然に見せるのは難しい。
また、慣れてしまえばこの限りではないが、歩きづらさからの不自然さも顕著になってくる。
ばれる・ばれないの観点でいえば、当記事は10cm以上のシークレットシューズはおすすめしない。
シークレットシューズがばれる対策
シークレットシューズを使っていることがばれないようにするためには、いくつかポイントを抑えておく必要がある。
- 適切な高さのシューズを選ぶ
- 裾上げしたパンツも併せて用意する
- シークレットシューズ専門店で購入する
- おすすめのバレないシークレットシューズ
順に詳しく解説していこう。
適切な高さのシューズを選ぶ
繰り返しとなるが、シークレットシューズがばれる一番の要因は高さを盛りすぎることだ。
身長とは高ければ高いほど良いものだが、ばれてしてしまったら本末転倒である。
ばれにくさと使い心地を踏まえ、各シーン適切な高さのシューズを選ぶようにしよう。
| シーン | 高さ |
|---|---|
| プライベートやビジネスシーン | 3～6cm |
| 就職活動や結婚式などのイベント事 | 7～9cm |
また、仮にばれたとしても、控えめな高さであれば「たまたま底が厚い靴を買ってしまって…」と、さりげない言い訳ができるのも大きい。
逆に高さがありすぎると「明らかに身長を盛る目的として履いている」思われてしまうだろう。
裾直ししたパンツも併せて用意する
シークレットシューズを買ったら、まずやっておくべきはパンツやスラックスもセットで用意することだ。
裾の不自然さは、シークレットシューズがばれる要因として大きいので必ず行っておくべきだ。
シークレットシューズを履いたときに、丁度良い位置に裾がくるようにしておこう。
つまり、通常の靴を履いた位置よりも裾を長めにしておく必要がある。
シークレットシューズを履くとき用に裾直ししたパンツやスラックスを用意するのがラクだろう。
シークレットシューズ専門店で購入する
シークレットシューズを購入するときは、専門店で買うようにしよう。
というのも、シークレットシューズは身長さえ盛れれば製品としての目的を果たしているため、ソール部分が厚くなっているだけの靴が市場に数多く出回っている。
対して、シークレットシューズ専門店で購入する場合は次のようなメリットがある。
- 履いたときに自然にみえる専用のインソールが使われている
- 製造全てを国内自社で行うため、シューズの品質が高く履き心地が良い
- 商品到着後の無料サイズ交換などアフターケアがある
国内シークレットシューズ専門店では、日本人の足向けの木型から作られており履き心地に優れる。
また、インソールもカーブ加工が施されたものやクッション性に優れたものが使われるため、自然でばれにくく履き心地が良いという特徴がある。
そんな高品質なシークレットシューズを提供するブランドを2社紹介する。
ADELO（アデロ）
- 高さ6cmに限定することで、履いた際のシルエットの美しさを最大限引き出している
- 2足購入で2足目が20%OFF
- 商品到着後、無料で何度もサイズ交換可能※送料除く
＼ 2足目の購入で20%OFF ／
KITAJIMA（北嶋製靴工業所）
- 1961年から続く、歴史ある老舗紳士靴ブランド
- 高さ5～7cmから選べる本格的なヒールアップシューズ
- サイズ交換無料や修理対応などアフターサービス充実
【おすすめ】バレないメンズ向けシークレットシューズ
シークレットシューズがばれる原因を踏まえて、種類ごとにおすすめのシークレットシューズをまとめた。
おすすめの基準として、ブランドの信頼性を前提とし、高い人気を誇るシークレットシューズのみを厳選している。
ビジネスシューズ
企業面接から取引先への往訪や会食といったビジネスシーンや、成人式や結婚式など「ここぞ」というとき。
そんなシーンでは高品質でばれづらく、履き心地の良いシークレットシューズが望ましい。
ここでは国産ブランド、かつ完全自社生産の専門店に限定し、おすすめのシークレットシューズを紹介する。
ADELO ストレートチップ（6cmアップ）
| ヒールアップ | +6cm |
| 素材 | 牛革ソフトガラス |
| カラー | 黒・茶 |
| サイズ | 24～27cm |
| ワイズ | 2E |
| 生産国 | 日本 |
＼ 2足目の購入で20%OFF ／
ADELO ラウンドトゥ（6cmアップ）
| ヒールアップ | +6cm |
| 素材 | 牛革ソフトガラス |
| カラー | 黒 |
| サイズ | 24～27cm |
| ワイズ | 2E |
| 生産国 | 日本 |
＼ 2足目の購入で20%OFF ／
ahttps://www.adelo.jp/items/54729058
KITAJIMA ロングノーズ外羽根プレーン（6cmアップ）
| ヒールアップ | +6cm |
| 素材 | 牛革ガラス |
| カラー | ブラック・ワイン・キャメル |
| サイズ | 23.5～26.5cm |
| ワイズ | 3E |
| 生産国 | 日本 |
ttps://item.rakuten.co.jp/up-shoes/1931/
KITAJIMA カンガルー革ビジネス（7cmアップ）
| ヒールアップ | +7cm |
| 素材 | カンガルー革 |
| カラー | ブラック・ブラウン |
| サイズ | 23.5～26.5cm |
| ワイズ | 3E |
| 生産国 | 日本 |
ttps://item.rakuten.co.jp/up-shoes/233/
ローファー
オフィスシーンでもプライベートシーンでも幅広く活躍するローファー。
ローファーは靴内部の固定が弱いため、ピッタリと合ったものでないと足に負担がかかってしまう。シークレットシューズだとなおのことだろう。
ばれにくさはもちろん、より足へのフィット感が求められるタイプの靴である。そのためビジネスシューズと同様、国産で生産品質の高いブランドのものがおすすめだ。
ADELO ローファー（6cmアップ）
| ヒールアップ | +6cm |
| 素材 | 牛革ソフトガラス |
| カラー | 黒 |
| サイズ | 24～27cm |
| ワイズ | 2E |
| 生産国 | 日本 |
＼ 2足目の購入で20%OFF ／
カジュアル（スニーカー）
日常的に使うことの多いスニーカー。
ソールの高さはもちろんだが、デザインや歩きやすさにもこだわりたいところだ。
履き心地と見た目から高い人気がある、スニーカータイプのシークレットシューズをまとめている。
KITAJIMA 牛革カジュアルアップシューズ〈紐タイプ〉（5.5cmアップ）
| ヒールアップ | +5.5cm |
| 素材 | 牛革 |
| カラー | ブラック・キャメル |
| サイズ | 23.5～26.5cm |
| ワイズ | 4E |
| 生産国 | 日本 |
ahttps://item.rakuten.co.jp/up-shoes/516/
KITAJIMA 牛革ヌバックひも式（7cmアップ）
| ヒールアップ | +7cm |
| 素材 | 牛革ヌバック |
| カラー | ブラック・ブラウン |
| サイズ | 23.5～26.5cm |
| ワイズ | 3E |
| 生産国 | 日本 |
ahttps://item.rakuten.co.jp/up-shoes/237/
TALLSHOES Hi!BROTHER A50（7～9cmアップ）
| ヒールアップ | +7～9cm |
| 素材 | 布 |
| カラー | スエード（ブラック・ダークブラウン）・キャンパス（ネイビー・ブラック・ホワイト・ベージュ）・スエード（グレー）・スムース（ブラック・ダークブラウン） |
| サイズ | 24～28cm |
| ワイズ | 3E |
| 生産国 | 中国 |
ahttps://item.rakuten.co.jp/tallshoes/a50/
カジュアル（スリッポン）
脱いだり履いたりがラクで、見た目からもラフな印象を与えるスリッポンタイプのシューズ。
かかとからのつま先にかけての傾斜がゆるく、歩きやすいためシークレットシューズのなかでもおすすめだ。
履き心地も良く、ヒールアップしていても不自然に見えない評判のスリッポンを紹介しよう。
KITAJIMA 牛革カジュアル’70スリッポンサイドゴア（5.5cmアップ）
| ヒールアップ | +5.5cm |
| 素材 | 牛革 |
| カラー | ブラック・チョコ・キャメル |
| サイズ | 23.5～26.5cm |
| ワイズ | 4E |
| 生産国 | 日本 |
ahttps://item.rakuten.co.jp/up-shoes/523/
ブーツ
大きな見た目から印象の強いブーツは、人の目を惹きやすい。
靴底が厚すぎるといかにもな厚底感が出てしまったり、チープな革で作られていると安っぽさが出てしまったりする点には注意したい。
インソールや革の作りにこだわった、品質の高いシークレットシューズを選ぶことをおすすめする。
KITAJIMA 牛革ウイングチップロングノーズ（6cmアップ）
| ヒールアップ | +6cm |
| 素材 | 牛革ガラス |
| カラー | ブラック・ワイン |
| サイズ | 23.5～26.5cm |
| ワイズ | 3E |
| 生産国 | 日本 |
ahttps://item.rakuten.co.jp/up-shoes/1302/
KITAJIMA 牛革ベロアチャッカーブーツ（5cmアップ）
| ヒールアップ | +5cm |
| 素材・カラー | 牛革キップ・牛革ベロア |
| カラー | ブラック（牛革キップ）ネイビー・ブラウン・グレー（牛革ベロア） |
| サイズ | 24～27cm |
| ワイズ | 3E |
| 生産国 | 日本 |
ahttps://item.rakuten.co.jp/up-shoes/850/
Zeeno ze2311（6cmアップ）
| ヒールアップ | +6cm |
| 素材 | フェイクレザー |
| カラー | ブラック・ベージュ・ライトブラウン・ダークブラウン・レッド |
| サイズ | 24.5～28cm |
| ワイズ | 要問合せ |
| 生産国 | 中国 |
ahttps://item.rakuten.co.jp/shoe-square-plus/ze2311/
まとめ：シークレットシューズがばれる理由
シークレットシューズがばれるのには明確な理由がある。
そのなかでも一番の要因は、シークレットシューズに高さを求めすぎたことによる違和感だろう。
シークレットシューズで身長を盛りすぎると、履いたときの脚の長さだけでなく、靴そのものも不自然に見えてしまうからだ。
他にも、裾の長さがシークレットシューズに合っておらず、盛った分の高さがそのまま露呈しまっていることが挙げられる。
そして、ばれる理由の極めつけは、シークレットシューズ自体の品質の低さだ。
単に靴底やインソールを厚くしただけの作りだと、あからさまな厚底感が出てしまいバレバレになってしまう。
自然でばれにくいシークレットシューズを長く使うなら、国内自社で製造している専門店で購入することをおすすめする。